2020-05-28 第201回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
また、「みちびき」が提供する高精度測位信号を活用した新たなサービス、商品も生み出されつつあります。例えば、自動車や、お言葉のように農機の自動走行、あるいはドローンによるピンポイント配送など、実用化を通じまして、さまざまな分野のリモート化への貢献も大いに期待されるところであります。
また、「みちびき」が提供する高精度測位信号を活用した新たなサービス、商品も生み出されつつあります。例えば、自動車や、お言葉のように農機の自動走行、あるいはドローンによるピンポイント配送など、実用化を通じまして、さまざまな分野のリモート化への貢献も大いに期待されるところであります。
○河野国務大臣 お尋ねの、いわゆる妨げる能力の詳細を明らかにすれば我が方の手のうちが明らかになるため、お答えを差し控えますが、一部の国では、例えば妨害電波によって通信や測位信号の円滑な送受信を妨げて、相手方部隊がその能力を最大限発揮することを妨げる兵器などを保有していると考えているところでございます。
○国務大臣(竹本直一君) 「みちびき」は、現在販売されております大半のスマホやカーナビで実際に使用されるなど、GPS等の衛星測位サービスの精度の向上に十分役立っていると思いますが、また、「みちびき」が提供する高精度測位信号を活用した新たなサービス商品も生み出されつつあります。具体的には、自動車の自動走行や農作業の効率化、さらにドローンによるピンポイント配送などが見込まれております。
「みちびき」は、このような精度の高い測位信号を提供することによりまして衛星測位の精度を飛躍的に向上させておりまして、様々な分野での利活用が期待されております。
また、利用の推進につきましては、まず「みちびき」が提供する世界最先端の高精度測位信号は世の中の在り方をも変えるというふうに思います。先ほどお話がありましたような白線の見えないところで自動車の自動走行や除雪、そして農機の自動走行による農業作業の省力化、いろんなことが実証実験でやられています。 私も、一月につくばの日本自動車研究所で、「みちびき」による自動走行というもの、乗ってきました。
まさに、センチメーターレベルでの高精度測位信号を我が国の天頂に位置する衛星から出すことによって、測位における精度を飛躍的に上げるものであります。
我々は、その「みちびき」が提供する世界最先端のセンチメートル級の高精度測位信号は、世の中のあり方を変える可能性が十分にあるというふうに思っています。 今、国民一人一人が「みちびき」の恩恵を共有できるように、関係府省の副大臣や民間企業の代表から構成される準天頂衛星システム利活用促進タスクフォースを主宰しておりまして、いろいろなヒアリングもしています。
確かに、衛星測位信号、アメリカが提供してくれたものが老舗で、グローバルポジショニングサテライトシステムということで、それが一般名称のようになっている。 私どもの準天頂衛星「みちびき」には、実は主に三種類ほどの信号がございます。一つはGPSと同じ信号帯でございます。
今後、引き続き、こうした予定どおりの衛星を打ち上げ、サービスの開始後に、準天頂衛星から、またそれ以外からも測位信号を多くの方が円滑に利用できるような、そういう状況をつくってまいりたいというふうに考えております。
その時間のときのみGPSの電波が届きにくい都市部や山間部におけるGPSの補完が可能になっているということでございますが、まず二〇一八年に確立される四機体制では、もう二十四時間三百六十五日、少なくとも一機の準天頂衛星が日本の上空にありGPSの補完が常に実現できる、また世界に先駆けたセンチメートル級の高精度測位信号の配信もできる、さらには防災用途のメッセージ機能も開始できると、こういうことになってきます
○政府参考人(高田修三君) 委員御質問の信号が準天頂衛星からの測位信号ということであれば、これは分け隔てなく、その信号を活用できるデバイスをもってすれば、国籍問わずその信号の出る範囲では扱えるということになろうかと思います。
○松本副大臣 先生御指摘の準天頂衛星は、米国のGPS衛星と同じく測位信号を発信するものでありますが、これに加えて、地震や津波等への備えとして、災害・危機管理通報サービス及び被災者の安否確認サービスを組み込むこととしているところであります。 災害・危機管理通報サービスは、防災機関等による火山噴火や津波発生等の通報を、準天頂衛星を介して一斉に送信するものであります。
これは、アメリカが打ち上げているGPS衛星の数が足りないと、ビル陰だったり山陰だったりすると電波が途切れちゃうし、そもそもGPS自体の精度が、民生用のGPSというのは五十メートルぐらいの誤差がありますから、それをコンピューターで補正しているんですけれども、それを、日本が独自の衛星を打ち上げて、これは準天頂衛星といいますが、この衛星を打ち上げて、GPS衛星の測位信号を補強することによって非常に正確な情報
GPSの民生用の測位信号を補完、補強するために準天頂衛星システムから送信する信号は、これはGPSの民生用信号と同様、幅広く一般に利用されるよう、誰でも受信できる仕様とする予定でございます。したがいまして、受信した人がどう利用するかということについて、この利用を認めるとか認めないとか、そういうことを言う立場にはないということは御理解をいただきたいと思います。
我が国でもカーナビ等のように衛星測位が既に国民生活に深く浸透していますが、政府では、米国のGPSを補完するとともに、より高度の測位を可能にする補強信号を出すような、いわゆる準天頂軌道の衛星から高精度の衛星測位信号を出す準天頂衛星システム計画を推進しているわけでありますが、これが現在のGPSのみの利用に比べてどのようなメリットをもたらすのか、準天頂衛星システム計画の意義、概要についてお尋ねしたいと思います
システムとしては、四つの衛星の測位信号を受信して測位ができるわけでございますが、日本は非常にビルなどの遮へい物も多いところもあります、また山陰なども多いところがありますが、そういうところでは、なかなかGPSだけでは十分な測位ができない地域もある。そのような中で、準天頂衛星は、ビル陰などの影響を受けないで非常に測位の精度の上がるような、測位補強のできる機能ということもあります。
○坪井政府参考人 準天頂衛星から発信されます衛星測位信号、これはGPSの民生用の信号と同等の補完信号や補強信号でございまして、GPSの民生用信号が地上でだれでも受信することが可能であるのと同じように、準天頂衛星からの信号もだれでも地上で受信できるものでございます。 したがって、特定の利用者を排除するということは技術的にも困難なものでございます。